2005年07月31日

宇宙旅行は1泊1億円超 ガイド「歩き方」出版

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050727-00000024-kyodo-soci
国際宇宙ステーション(ISS)滞在は1人当たり約22億円、宇宙ホテルへの宿泊は将来1泊約1億1000万円で―。宇宙旅行のノウハウを、旅行ガイドブック風にまとめた「宇宙の歩き方」が27日、ランダムハウス講談社から出版された。
 ISS滞在や飛行機で無重力状態を体験できるツアーなど現在実施されている旅行のほか、将来実現が見込まれる宇宙や月、火星での滞在などを詳しく紹介した。出版元は「本気で宇宙に行く気があれば、絶対に役に立つ本」とアピールしている。


地上での無重力体験について、民間の宇宙旅行機ツアー、そしてISSでの暮らしや将来の宇宙ホテルや月、火星での話、宇宙食や衣服についてなどの小ネタなど、かなり充実した一冊です。

4270000899宇宙の歩き方
林 公代

ランダムハウス講談社 2005-07-27
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posted by 森山和道 at 17:24| Comment(1) | TrackBack(3) | 天文・宇宙・素粒子物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月24日

Bookアサヒコム かくも心を引く広大・極小の世界

http://book.asahi.com/news/index.php?no=146

『量子のからみあう宇宙』(早川書房)
『興奮する数学』(岩波書店)
『ヤバンな科学』
『継続の天才 竹内均』
そして村上春樹『アフターダーク』(講談社)

を紹介。

エッセイとしてはさらっと読めるけど、これを読んで紹介された本を読んでみようと思う人いるんだろうか。



興奮する数学 ―世界を沸かせる7つの未解決問題―
キース・デブリン , 山下 純一

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posted by 森山和道 at 04:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 天文・宇宙・素粒子物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月09日

JST 半導体を用いた量子もつれ光子の発生に成功 −半導体を用いた量子通信・量子計算デバイスへの道を拓く−

http://www.jst.go.jp/pr/info/info109/index.html

いわゆる量子エンタングルメントを使って……というもの。
そのへんの基本について知りたい人は、『量子のからみあう宇宙』を読んで下さい。ちょっとダラダラしたところのある本で、科学書読みとしてはいまいち食い足らない感じなのですが、今のところ、このへんの話を一般向けに解説している本は非常に少ないので仕方ないかと。
レビューは「SFマガジン」用に書いたけど「エンタングルメント(絡み合い)」のざっくりした説明をしただけで字数が尽きてしまいました。

量子のからみあう宇宙
アミール・D・アクゼル , 水谷 淳

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量子コンピューティング―量子コンピュータの実現へ向けて
C.P. ウィリアムズ, S.H. クリアウォータ, Colin P. Williams, Scott H. Clearwater, 西野 哲朗, 渡辺 昇, 荒井 隆
posted by 森山和道 at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 天文・宇宙・素粒子物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月03日

読売 宇宙人の電波?うお座とおひつじ座の間から3回観測

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040903i504.htm

 未知の天文現象や電波望遠鏡自体からの雑音の可能性が高いが、観測を進めている同大などの地球外知的生命体探査の天文学者らは万が一の可能性に強い期待を寄せている。

ITmediaにも記事。

SETI@home、謎の信号を受信――異星人からの通信の可能性も
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0409/03/news052.html

MYCOM PC WEBでは即座に否定記事。

「宇宙人より信号を捕捉……」? SETI@homeの現状は
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/09/03/003.html


広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス
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2004年08月27日

現在、NHK教育にて「トップランナー」再放送中

メガスターの大平さんの回。
日本科学未来館にも入ったし、最近はすっかりメジャーになりました。

メガスター
http://www.megastar-net.com/

日本科学未来館 MEGASTAR-II cosmos
http://www.miraikan.jst.go.jp/megastar2cosmos/


プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星
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2004年08月20日

毎日 素粒子:標準理論に矛盾 修正確実に 高エネ研が実験

http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040820k0000e040084000c.html

読売 未知の素粒子存在ほぼ確実、物理の法則覆す?
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040820it03.htm

新聞記事よりも、KEK(高エネ研)のリリースのほうが分かりやすいと思います。分かりやすいというよりも丁寧というべきか。

Belle実験の最新の結果について
− 着々と進む「CP対称性の破れ」の解明 −
http://www.kek.jp/ja/news/press/2004/Bellepress5.html


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岩波講座 物理の世界 素粒子と時空〈2〉CP非保存と時間反転―失われた反世界
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posted by 森山和道 at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 天文・宇宙・素粒子物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月10日

流星と彗星

もうすぐ今年のペルセウス座流星群の極大。8月12日から13日にかけての夜間が極大。ピークは12日午前5時50分頃。

というわけで、昔書いた、以下の原稿をアップロード。


 一年に何度か、にわか天文ブームがまきおこる。流星群がやってきたときだ。

 観測場所を選び、なおかつ運が良ければ、天の一点から降っては消えていく天文ショーを見ることができる。では、この流星群とはなんだろうか?

 その前に、しばしば混同されることの多い「流星」と「彗星」の違いを説明しよう。

 願いを唱えればかなうと伝えられる「流れ星」こと流星は、「星」とついているが星ではない。宇宙に浮かぶ微小な塵が、地球大気に飛び込んできたときに空気との摩擦で燃え上がり、一瞬光り輝く現象である。

 ただし「燃え上がる」といっても単純に「燃えている」わけではない。もうちょっと細かく言うと、大気中の原子と飛び込んできた物質を構成する原子同士が衝突し、前面の大気ともども電子が励起されてプラズマという状態になり発光する。速度は地球に飛び込んでくるときの状態によって異なるが、遅いもので秒速10キロメートル、速いものでは秒速70キロメートルくらいである。

 少しややこしかったかもしれないが、おおざっぱに言えば、だいたい1ミリくらいの大きさで大気圏外由来の塵が上空100キロくらいで燃える現象である。大気現象の一つと考えてもいい。

 いっぽう彗星は、地球や火星など惑星の、いわば親戚である。

 太陽の周囲をまわる惑星系は、ガスの円盤から誕生したと考えられている。単純に言えばガス円盤がぐるぐる回っているうちにお互いの重力によってだんだん集まってきて、やがて形成されたのが惑星だ。太陽に近いところでは水のような軽い成分は吹き飛ばされてしまうが、外側では残る。実際、木星以遠の巨大な惑星の衛星の多くは、大量の氷を構成成分として含んでいる。そして彗星は太陽系外周部の<オールトの雲>と呼ばれるところに「巣」があって、そこからときどき太陽に向かって落下を始めると考えられている。そして多くのものは非常に長い周期で太陽のまわりを回る。76年で太陽のまわりを回っているハレー彗星は短い部類に入る。

 彗星が太陽に近づいてくると、太陽の光によって彗星の表面物質が蒸発し、吹き飛ばされる。それが良く知られている彗星の尾──プラズマと塵から構成されている──である。その塵は彗星の軌道上に分散し、残っていく。彗星の軌道の中には地球の軌道と交差しているものもある。

 では彗星が残していった塵のなかに地球が突っ込むとどうなるか。塵が大気に突っ込み、発光して燃えつきていく。

 これが流星群なのである。ちなみに流星群の軌道が彗星の軌道に似ていることを指摘したのはイタリアのスキャパレリ(1835―1910)という人物だった。1866年のことである。話は脱線するが、スキャパレリは火星の「運河」事件で有名な人物でもある。

 さて、流星群がこちらに降ってくるように見えるのはなぜだろうか。

 雨のなかを走る車を思い出してもらいたい。フロントガラスにぶつかってくる雨は、まるでこちらに突っ込んでくるように見える。だが実際に突っ込んでいるのは車のほうだ。

 流星群も同じこと。つまり流星群とは、宇宙に漂う塵のなかを地球が疾走する様を見ている現象なのである。

 天を仰いで地の動きを知る。それが天文を観測するということなのだ。

(初出:『NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行〈1〉天に満ちる生命』)



NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行〈1〉天に満ちる生命
NHK「宇宙」プロジェクト



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posted by 森山和道 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 天文・宇宙・素粒子物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする