2005年09月10日

『9.11 生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言』(ジム・ドワイヤー、ケヴィン・フリン/文藝春秋)

http://moriyama.com/diary/2005/diary.05.09.htm#diary.05.09.09

に書いた自分の日記から転載。
この本は本当に色んな人に読んでもらいので。

『9.11 生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言』(ジム・ドワイヤー、ケヴィン・フリン/文藝春秋)を読む。2001年9月11日。最初の飛行機が激突し、2棟目のビルが倒壊するまでの102分間を描いた本である。

まだ読了していない。だが、断言できる。この本は凄い本だ。

もし、いま他の本を読んでいたとしても、いったんその本を閉じなさい。そして、この本を手に取って読み始めるべきだ。あらゆる人に対して、そう断言できる一冊である。

あのとき、中がどういう状況だったのか。 人々は何を考え、どのように動いたのか。 そして外にいた人々や組織は、どのように動いていたのか。 情報はどのように動いていたのか。 何がどうなっていたのか。

訳者の三川基好氏による熱いまえがきがついているので、そちらを引用する。

……事件の分析となると、今さらという印象を受けるかもしれない。しかし、三年あまりを経て本書が世に問われたのには理由がある。広範囲な取材による膨大なデータに藻度突いていることがその第一だが、あのときあの建物の中で起きていたことを冷静に見きわめるにはこれだけの年月が必要だったというのも理由のひとつだ。
 当初は警察官と消防士の献身的な活躍と痛ましい殉職のようすばかりが大きく伝えられ、英雄として祭りあげられていた傾向があった。また、あのように建物が粉微塵に崩れ落ちるのを見て、あの中にいた人の大半が犠牲になったような印象を与えていた。だが実は、飛行機の直撃を受けたフロアにいたり、それより上のフロアから身動きできなくなった犠牲者以外には、数多くの人々が建物の崩壊以前に避難を終えており、しかも人々はほとんど自力で、あるいは民間人の助けによって危険を脱していた。その上、殉職した消防士の中にかなりの数で、建物が崩壊の危機に瀕していることを知らずに、比較的低層階のフロアで休息をとっていた人たちがいた。きちんと情報が伝わっていれば犠牲にならずにすんだはずの人たちだった。

(中略)

 航空管制官は旅客機が同時に四機もハイジャックされたことを知らず、テロリストにハイジャックされた航空機を撃墜せよという副大統領の命令は戦闘機のパイロットに伝わらず、現場では建物が傾いてきたという上空の警察のヘリコプターからの連絡が消防関係者に伝わらなかった。市長ご自慢のハイテクで固めた危機管理センターが、同じワールドトレードセンターの敷地内にあったのだが、職員は最初の攻撃直後にそこから避難しなければならなかった。少なくとも片方のタワーには、航空機の突入したフロアを通って地上に避難する通路が残っていたのに、そのことはごく一部の人しか知らなかった。北タワーのロビーで指揮を執っていた消防局の幹部たちは、隣の南タワーが崩壊したことも知らずにいた。

(中略)

このような冷徹な事実を、著者達は証言に証言を積み重ねることで示している。二百回以上におよぶ生存者やその家族・知人へのインタビュー、警察や消防の更新記録(はじめ当局は記録の公開をしぶったという)、電話の会話の記録などに基づいて、あのとき、あの建物の中で何が起きていたのかを明らかにしようという彼らの手法は、たとえば『史上最大の作戦』や『遠すぎた橋』で著者のコーネリアス・ライアンが採用したものだ。(中略)広い場所で数多くのできごとが同時進行で、しかも猛スピードで起きた場合、あとからその総体を理解しようとしたとき、この方法がもっとも有効だろう。

本書には全部で三百五十人以上の人物が登場するが、生存者へのインタビューに基づく部分が多いことから、その大半が無事避難できた人々であることが救いだ。だが、全員ではない。

つまり「大混乱だった」という一言で表現される状況が、 実際にどのようなものだったのか、点描で明らかにしている本だ。

公的な機関−−警察と消防のいさかい、そのほか機関の大混乱ぶり、なぜ無線が届かなかったのか、中からの問い合わせに対して「避難しろ」と一貫した答えが返せなかった理由はなぜか、といったこと等々も興味深いが、この本のポイントは、あの巨大ビルディングの中でそれまで普通の生活を送っていた人々が、大混乱の最中、どのようにふるまったか、そこにある。

テロやツインタワー云々以前の問題として、大災害が起きた直後、人々がどのように振る舞うのか。中には飛行機激突後、職場から即座に離れて下まで降りたのに、警備員に「こちらのタワーは大丈夫です」と言われ、また上まで戻ってしまった人もいる。そもそもあれだけの大きさのビルになると、飛行機が時速870kmでぶつかってきたフロアにいた人と、そうじゃない場所にいた人とではまったく状況が異なる。もともと、毎日同じビルに通っていても、同じ職場以外では知り合いはいない。そういう状況で「何かは分からないが、とにかく大変なことが起きたらしい」と思ったときに、人々はどのようにふるまったのか。大勢の、様々な人々が登場する。ひたすら階段を下っていった人たち。閉じこめられたエレベーターの中にいた人たち。「動くな」と言われて、そのままフロアに留まった人たち。義務もないのに周囲の人々を助けた人たち。重装備をかついで何十回も階段を上っていった消防士たち。落下していく人々を為す術もなく見ていたヘリコプターのパイロットたち−−。102分間の群像ノンフィクション。

著者らはニューヨークタイムズの記者たち。とにかく読むことを強くおすすめしたい一冊である。

41636743069・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言
ジム・ドワイヤー ケヴィン・フリン 三川 基好

文藝春秋 2005-09-13
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posted by 森山和道 at 01:20| Comment(80) | TrackBack(5) | ルポ・ノンフィクション

2005年09月09日

平山あや、ラスト水着姿…ナイスボディー大胆披露 写真集「はるか」(ZAKZAK)

http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_09/g2005090808.html
テレビ朝日系ドラマ「はるか17」(金曜午後11時15分)に主演の女優、平山あや(21)が発売中の写真集「はるか」(講談社、2940円)で、身長159センチ、B85・W59・H82のナイスボディーを披露中


というわけで、これでラストだそうです。
あのドラマ、ドラマに合わせたDVDも出していて、
スタッフたちがノリノリで仕事しているのが分かります。

4063646475平山あや写真集はるか
井ノ元 浩二

講談社 2005-09
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B0009U5P5Qはるか 17歳
平山あや

ポニーキャニオン 2005-07-20
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posted by 森山和道 at 06:12| Comment(8) | TrackBack(1) | 写真集

2005年08月19日

夏こそ“カレー小説” 「家庭」も「混沌」も溶かし込む 読売

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050817bk07.htm

文豪・漱石から舞城王太郎まで“カレー小説”の世界は奥深い

というわけで、カレーライスが登場する小説特集。
別に小説読みたくはなりませんが、カレーは食べたくなります。

4087477789カレーライフ
竹内 真

集英社 2005-01
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4415027261今夜はカレー!―辛い!旨い!の厳選カレー37
西川 治

成美堂出版 2004-06
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posted by 森山和道 at 02:28| Comment(15) | TrackBack(0) | 文芸・小説・エッセイ

2005年08月18日

盗作?:篠原一さんの短編小説、既刊漫画と酷似(毎日)

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050818k0000m040149000c.html
集英社の文芸雑誌「すばる」8月号に掲載された篠原一(しのはらはじめ)さん(29)の短編小説「19℃のロリータ」と、1998年に祥伝社から刊行された楠本まきさん(38)の漫画「致死量ドーリス」のストーリーが酷似している上、同じ表現が数カ所あることが分かった。両社は篠原さんが盗作した可能性があるとみて調査を進めている。


「19℃のロリータ」と「致死量ドーリス」。
ネットで騒ぎになっていた奴ですが、ついに新聞にも。
僕はどちらも見てないので何とも言えないのですが。

4396761775致死量ドーリス
楠本 まき

祥伝社 1998-04
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416758901X壊音 KAI‐ON
篠原 一

文芸春秋 1998-01
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posted by 森山和道 at 10:25| Comment(0) | TrackBack(3) | 文芸・小説・エッセイ

「カリスマ」本の案内人 丸善丸の内本店・上村祐子(うえむら・ゆうこ)さん

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200508180016a.nwc
フジサンケイビジネスアイ。

 東京駅前にある丸善丸の内本店(東京都千代田区)に、カリスマ店員が登場したのは昨年九月。正式には「ブックアドバイザー」といい、店内に配置している百二十万冊ものなかから、来店客の本探しを手助けするのがおもな仕事だ。「医学」「人文」「一般書」「文芸」など、ジャンルごとに十七人の“カリスマ”がおり、どんな本を読んだらいいのかお客の相談にも乗る。

 ◆ファン多い最年少

 「文芸」担当の上村祐子さん(26)は、自他共に認める本好きで、三十五歳前後が中心のブックアドバイザーの中、最年少アドバイザーとして活躍している。


「ブックアドバイザー」そのものは、良いことだと思います。
この本↓の帯を書かれているそうです。

4140054824語るに足る、ささやかな人生 〜アメリカの小さな町で
駒沢 敏器

NHK出版 2005-07-27
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posted by 森山和道 at 07:05| Comment(1) | TrackBack(4) | 出版・書店

2005年07月31日

サンスポ ラヴァーズ・ガイドにわいせつ写真!?警視庁が警告

http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200507/sha2005072915.html
同書は1992年に英国で出版された性教育本で、日本語版は既に5万部発行。警視庁は露出した性器の写真50点などが、わいせつ図画に当たる恐れがあると判断した。


「LOVERS' GUIDE」って、中身見たことないのですが、すごいらしいですね。

で、この記事が出たあとにamazonではランキングトップに躍り出たようです。

4894394863ラヴァーズ・ガイド―究極の愛のすべて…愛する人々へのメッセージ
Andrew Stanway

本の友社 2005-05
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posted by 森山和道 at 17:29| Comment(42) | TrackBack(6) | 文芸・小説・エッセイ

宇宙旅行は1泊1億円超 ガイド「歩き方」出版

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050727-00000024-kyodo-soci
国際宇宙ステーション(ISS)滞在は1人当たり約22億円、宇宙ホテルへの宿泊は将来1泊約1億1000万円で―。宇宙旅行のノウハウを、旅行ガイドブック風にまとめた「宇宙の歩き方」が27日、ランダムハウス講談社から出版された。
 ISS滞在や飛行機で無重力状態を体験できるツアーなど現在実施されている旅行のほか、将来実現が見込まれる宇宙や月、火星での滞在などを詳しく紹介した。出版元は「本気で宇宙に行く気があれば、絶対に役に立つ本」とアピールしている。


地上での無重力体験について、民間の宇宙旅行機ツアー、そしてISSでの暮らしや将来の宇宙ホテルや月、火星での話、宇宙食や衣服についてなどの小ネタなど、かなり充実した一冊です。

4270000899宇宙の歩き方
林 公代

ランダムハウス講談社 2005-07-27
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posted by 森山和道 at 17:24| Comment(1) | TrackBack(3) | 天文・宇宙・素粒子物理

Yahoo! Books『フリーター・ニートになる前に読む本』鳥居徹也氏・インタビュー

http://books.yahoo.co.jp/interview/detail/31557137/01.html

自分がやらせてもらった記事です。
アップされてました。

フリーター・ニートだけではなく、働くことの意味について真面目に考えたい人は一度くらい目を通しても損はない本だと思います。

4837921515フリーター・ニートになる前に読む本
鳥居 徹也

三笠書房 2005-06-30
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posted by 森山和道 at 16:59| Comment(0) | TrackBack(3) | ルポ・ノンフィクション

2005年07月14日

読売 美術館と出版社、提携で“両得” 展覧会カタログ書籍化

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050713bk07.htm
書籍化すると、全国の書店を通じ、展覧会終了後も入手できる。販路が広がるため、美術館側の経費負担は軽くなる。出版社は美術館の人脈や企画力を生かし、独力で編集するよりも、安く良質な本を作れる。著作権処理などの面では、書籍化を前提とした手続きが必要となるが、今や多くの版元が参入している。例えば美術出版社は2001年以降、約10冊を刊行する。

客としても書籍化されたほうが嬉しいです。
できれば価格がもっと下がれば良いんだけど。

4473018393I DON’T MIND,IF YOU FORGET ME.
奈良 美智

淡交社 2001-08
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posted by 森山和道 at 16:02| Comment(8) | TrackBack(2) | ルポ・ノンフィクション

2005年07月10日

朝日 ずっと怪獣が好きだった 品田冬樹さん

http://book.asahi.com/author/TKY200507060230.html

著者は、怪獣造形師。
「ゴジラvsヘドラ」は僕も好きです。

4000010727ずっと怪獣が好きだった―造型師が語るゴジラの50年
品田 冬樹

岩波書店 2005-03
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posted by 森山和道 at 12:47| Comment(2) | TrackBack(1) | 文芸・小説・エッセイ

2005年07月06日

女子高校生が古本市にやってくる

http://book.asahi.com/hondana/TKY200507050259.html
「ルーズソックスの女子高校生が古本市にやってくる。史上初めてのことです」と話すのは、中野照司・東京都古書籍商業協同組合広報担当理事だ。「古本世界に若い世代が参入しつつある。とくに、女性が」

 東京・神田神保町の古書店街も様変わりしてきた。裏通りにはマニアを意識したアイドルや音楽関係専門の店が、相次いで出店している。


だそうです。
幻想を抱きすぎだと思うのですが。
女子高生にも、古本にも。

4894444216本の街神保町古書店案内

ピエ・ブックス 2005-03
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posted by 森山和道 at 20:31| Comment(1) | TrackBack(2) | 出版・書店

2005年07月05日

ZAKZAK 「ハリ・ポタ」発掘は8歳の少女だった!!

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_07/t2005070502.html

版元のブルームズベリー社のナイジェル・ニュートン社長が、娘に読ませたところ。。。という話。
 ローリングさんはそれまで8社に原稿を売り込んだが、すべて出版を断られ、ブルームズベリー社が「最後のチャンス」だったという。

まあ、なんでもそんなもんなんだろうな。

4915512371ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
J.K. ローリング J.K. Rowling 松岡 佑子

静山社 1999-12
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posted by 森山和道 at 23:37| Comment(2) | TrackBack(4) | 文芸・小説・エッセイ

ライブドア “美人広報”乙部綾子さんがエッセー本出版

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/solution/news/20050705org00m300076000c.html

ニッポン放送買収騒動で、ライブドアの“美人広報”として注目された乙部綾子さん(29)が5日、初の書き下ろしエッセー「ライブドア広報 乙部綾子 私のポジティブ仕事術40のヒント」(双葉社刊)の出版を記念し、東京・六本木ヒルズ内の書店で200人を招いてサイン会を開いた。

わざわざ「美人広報」をカギ括弧つきにしている、
でも敢えてそう書いているところあたりに、
この記事を書いた記者の頭のなかを想像して、
にやにやしたり。

4575298166ライブドア広報 乙部綾子 私のポジティブ仕事術40のヒント
乙部 綾子

双葉社 2005-07-02
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posted by 森山和道 at 22:04| Comment(2) | TrackBack(5) | 文芸・小説・エッセイ

2005年06月25日

シブケイ 本に「書き込み」できる書店が恵比寿に限定出店

http://www.shibukei.com/headlinedata/headline_news.cgi?num=2391
恵比寿のギャラリースペース「POINT(ポイント)」(恵比寿西1、TEL 03-5428-5179)では6月23日より同29日まで、期間限定書店「WRITE ON BOOKS」をオープンする。


本は20冊とのこと。
「書店」というよりは、アートパフォーマンスでしょうか。
でも楽しそうではあります。

POINT
http://www.enough.jp/point/

book pick orchestra
http://www.super-jp.com/bookpick/

ブックピックオーケストラは「実験的なスタイルでの出張販売や本のセレクト、コーディネート」などを手がけるユニットで、2003年7月から活動しているとのこと。

2005年8月からは会員制・予約制・入場料制のブックルームを1年間の期間限定でオープンするそうです。
http://www.super-jp.com/bookpick/encounter_press.pdf

4123900968モダン古書案内―昭和カルチャーの万華鏡「古くて新しい」本のたのしみ

マーブルトロン 2005-05
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4480873325ないもの、あります
クラフト・エヴィング商會

筑摩書房 2001-12
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posted by 森山和道 at 15:46| Comment(1) | TrackBack(3) | 出版・書店

2005年06月24日

読売 無料週刊誌「R25」創刊1周年 “広く、浅く”入り口提供

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050622bk05.htm

書評誌「ダ・ヴィンチ」編集部も経験している藤井さんは「有料誌は味付けを濃くし、コアな読者をつかもうとしている。うちの雑誌は“広く、浅く”。それを入り口に、もっと活字の世界に入って欲しいという気持ちが強い」と語る。「R25」の定着は、有料誌が対価に見合う情報を、優れた編集技術で提供できるかどうかを問い直しているのかもしれない。


創刊された頃にパラパラめくって、ふーんと思ったきりだが、
最近は、創刊当時よりも面白くなっているらしい。
機会があったら手に取ってみようと思う。
posted by 森山和道 at 09:37| Comment(1) | TrackBack(4) | 出版・書店

2005年06月16日

日経 出版取次大手2社が物流を「ネット書店流」に改革

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050615AT1D1408K14062005.html
最新鋭の物流センターを開設し品ぞろえや迅速な配達などネット通販業界のニーズに対応するほか、売れ筋予測や在庫管理、受発注システムの高度化で出版社や中小書店を支援する。物流の立て直しで収益力回復を目指す。


なんか超いまさらだな。
やらないよりはましだと思うけど、
なんでこう、
もうどうしようもありません、っていう状態になる前に改革しないんだろう。
4893867334出版社と書店はいかにして消えていくか―近代出版流通システムの終焉
小田 光雄

ぱる出版 1999-06
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posted by 森山和道 at 07:21| Comment(1) | TrackBack(0) | 出版・書店

2005年05月27日

DVD付きコミック:『交響詩篇エウレカセブン (1)』

TVアニメ1話が丸ごとDVDに収録されて「付録」として販売されるコミック。
今までにも雑誌に収録されていたケースはあったけど、
今度は単行本、しかもコミックスにつくとは。

これはけっこう驚きの戦術だと思うんだけど。

4047137286交響詩篇エウレカセブン (1) DVD付限定版
片岡 人生 近藤 一馬 BONES

角川書店 2005-06-25
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ZAKZAK 蓮池さんが翻訳家に…拉致問題以外で名前が出て感動

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_05/t2005052609.html
拉致被害者の蓮池薫さん(47)が翻訳家としてデビューする。朝鮮語の技能を生かして韓国の歴史小説(金薫(キム・フン)著)を翻訳し、27日に新潮社から「孤将」(1890円)が出版される。

(略)

この小説は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、水軍を率いて日本軍と戦った李舜臣(イ・スンシン)将軍が主人公で、韓国では50万部を超えるベストセラー。

韓国で50万部って相当すごいんじゃなかろうか。
人口はたしか4600万人くらいのはずだから、
単純に計算すると、日本では130万部くらいに相当する感じ?

孤将
4105757016金 薫

新潮社 2005-05
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posted by 森山和道 at 06:03| Comment(2) | TrackBack(5) | 文芸・小説・エッセイ

朝日 新訳「星の王子さま」続々 岩波版半世紀、独占権が消滅

http://www.asahi.com/culture/update/0526/001.html

著作権が切れ、新訳が刊行予定、という話。
6月には論創社、宝島社、中央公論新社が刊行。また、8月には集英社が池澤夏樹さんの訳で出す予定だ。ほかにも準備中の出版社があり、10種類近く出るのではないかと見られている。

まあ、あの本を訳してみたくなる作家の気持ちも分かるけれど、
出過ぎ。
出版を決めた4社の本はいずれも題名に「星の王子さま」を使う予定だ。岩波書店と内藤さんの翻訳の著作権の継承者である長男で作家の初穂さん(84)はこれに反発している。原題を直訳すると「小さい王子」。「星の王子さま」は、濯さんのアイデアだからだ。

この言い分も納得できる。
ただ、法律的には難しいらしい。

でも、タイトル(邦題)って、翻訳本を出すときにはみんなかなりアタマをひねるもの。
翻訳本の邦題に限らないけれど、
タイトルが本の運命を決めてしまうことも多い。

タイトルのほうも新訳、というか、新しいアイデアをひねり出そうと考えてもらいたいような気もする。

4422211498「星の王子さま」の誕生―サン=テグジュペリとその生涯
ナタリー デ・ヴァリエール Nathalie Des Valli`eres 南条 郁子

創元社 2000-04
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4770027958星の王子さま 講談社英語文庫
サン=テグジュペリ Antoine De Saint‐Exup´ery

講談社インターナショナル 2004-08
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posted by 森山和道 at 04:39| Comment(1) | TrackBack(1) | 文芸・小説・エッセイ

2005年05月15日

読売・著者来店「東京美術骨董繁盛記」 奥本大三郎さん

http://www.yomiuri.co.jp/book/author/20050510bk01.htm
 店の主人がおよそ2種類に分けられるのも、標本商に似ているという。小さい時から修業して独立した人と、趣味が高じて店を始めてしまった人と。買い付けの成功や失敗談、益田鈍翁、松永耳庵、北大路魯山人など美に取りつかれた人々の逸話が面白い。

さらに博物館「虫の詩人の館(ファーブル資料館)」も建設中とか。
いったいどこからその資金が?
4121017943東京美術骨董繁盛記
奥本 大三郎

中央公論新社 2005-04-25
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posted by 森山和道 at 20:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 文芸・小説・エッセイ